キャリア社員の声 Vol.3

保険システム事業部 損保領域開発担当 N.M.

子育てと仕事を両立させつつ、自身を高めていける環境

ワーキングマザーを歓迎する姿勢に安心できた

以前は損害保険会社の傘下にあるシステム会社に在籍して、火災保険のシステム開発を担当していましたが、会社がこの領域から撤退することになり、自宅から片道約2時間もかかる別拠点への異動を余儀なくされてしまいました。未就学の子どもがいる身にとっては負担が大き過ぎるため、転職を決意しました。「自宅から通いやすい」「勤務時間や働き方に自由度がある」「前職で培った汎用機系の知識やスキルを応用できる」などを条件に探し始めましたが、当初は苦戦しましたね。子育て中で残業が難しいなど、勤務可能な時間帯に制約があることがネックになっていました。そんななかで転職エージェントから紹介されたのがフィナンシャルテクノロジーです。

まったくの偶然ですが、前職で関わっていた損害保険会社のシステムが対象で、勤務地も前と同じという好条件でした。入社前の面談では、子どもを保育園に送迎する都合に合わせて出社時間・退社時間を調整できるという点もご説明いただきました。プライベートへの影響を最小限に抑えられるうえ、「ワーキングマザーも歓迎する」という姿勢に大きな安心感を抱けたので、迷うことなく入社を決めました。

前職の経験を活かしながら知見を広げる

前の会社に比べて当社は大規模な組織なので、入社前は規則でガチガチに管理されていて溶け込みづらいのではという不安を抱いていました。しかし、実際に働いてみると配属先の人たちがフレンドリーに接してくださいました。また、入社してしばらくするとフレックス制度が導入され、勤務時間の自由度が前職よりはるかに高まりました。このため、心から「フィナンシャルテクノロジーを転職先に選んで良かった」と思っています。
配属先の損保インシュアテック第一担当は、損害保険会社のシステム開発を担当しています。私はメンバー6名からなる、代理店オンラインシステムのメンテチームリーダーを務めています。チームのミッションは、小~中規模のシステム開発案件対応、システムのユーザーである損害保険会社や代理店からのお問い合わせ対応、システムに不備が発覚した際の対処などです。

リーダーとしての私の役割は、お客様とのスケジュール・コスト調整やチームメンバーへの業務の割り振り、社内他チームとの連携になります。私たちの職務は、半期のスタート時期等に問い合わせ依頼が集中することがありますが、同時期にシステム開発案件が重なってしまうと、チームがキャパオーバーに陥りがちです。リーダーになって1年弱と未熟なので対応に苦慮していますが、メンバー個々の特性を把握し、適正な業務分担やウィークポイントをカバーするような態勢で対処していこうと考えているところです。前職ではシステムのなかでも限られた機能しか担当していなかったのに対し、今は保険商品の内容を理解したうえで仕事を進める必要があるので、知見を広げられていることを実感できる点にやりがいを感じています。また、前職では決まった時間帯にデータを一括処理する「バッチ処理」という機能を扱っていましたが、今の部署内には有識者が少なく、前職の経験を活かせています。こういった点も励みになりますね。

小さな子どもがいるワーキングマザーには最適な環境

自身の経験に照らすと、当社はワーキングマザー、特に小さなお子さんがいらっしゃる方にお勧めしたい会社です。フレックス制度を活用することで、先に触れたとおり自分の裁量で柔軟に働けます。例えば、子どもの体調が悪い時には午後からのスタートにして終業時間を遅らせたり、定時より早く退社して保育園で子どもをピックアップし、帰宅してからテレワークで残務処理をしたりといった働き方も可能です。とても助かっていますよ。
個人的には、人当たりがソフトな社員が多い点にも助けられました。私はもともと人見知りをするタイプでしたが、早い段階で自然に会話を交わせるようになりましたし、さまざまな相手との調整を担うリーダーを任せられたことで、コミュニケーションスキルが上がった気がします。子どもがもう少し大きくなったら、能力を高めてキャリアアップを目指していきたいですね。